TAKEUCHIのひと TAKEUCHIのものづくりを支える
熱い魂がTAKEUCHIを語る

  • 先輩が語る「開発」の仕事
  • なんど壁に阻まれても
    諦めない力こそ、
    開発に必要なもの。
  • 開発 S.K.
    開発部 開発設計課 勤務
    2004年新卒入社

  • Profile Schedule
その仕事に対して
興味をもてるかどうかがもっとも重要。
大学は工学部人間機械工学科で、チャイルドシートの衝突安全性について研究していました。仕事を選ぶときの基準は人それぞれだと思いますが、自分の場合は「その仕事に対して興味をもてるかどうか」がもっとも重要で、業界や業務内容に絞らずに就職活動をしていたように思います。TAKEUCHIに惹かれたのは、やはり完成品メーカーであるということが一番大きかったですね。自分が関わったものが目の前にカタチとして存在するって、これほど嬉しいことはないだろうなと思ったんです。
入社して、まずは生産現場で経験を積みました。当時はミニショベルもクローラーローダーも同じラインで製造していたので、両方を覚えなくてはいけない。さらに機種によって組立作業も変わるので、頭と体の両方をフル稼働させていましたね。体力的には非常に厳しかったですが、設計されたものがどのように組み立てられて製品になるのかを考察することができ、その後の開発業務に活かすことができたのでよかったと思っています。この現場経験の中で、多くの知識と仲間との絆を得ることができました。
新機種開発の苦しみ、辛さ
それを越えて余りある、喜び。
初めて機種担当長になったのは、今から3年ほど前。当時はまだ役職についていなかったので「なぜ自分が」と思いましたが、与えられたチャンスを自分なりに活かそうと覚悟を決めました。
新機種は、「欧州の普通自動車免許で公道を運搬可能なコンパクトミニショベル」というコンセプトで開発が始まりました。欧州では普通自動車免許で公道を運搬できる重量は3.5tまで。ということは、牽引の台とミニショベルあわせて3.5t以内に収めないといけないわけです。この重量制限をどうクリアするかが、もっとも大きな課題となりました。
なんども壁に阻まれ、もう駄目だと思うことも何度もありました。途中でプロジェクト自体がストップした時期もありました。それでも失敗を繰り返しながら、多くの人の協力を得て試練を乗り越え、製品が完成した時は本当に嬉しかったですね。全身全霊を傾けて開発した「TB225」が、市場で高評価を得て注文が殺到し、英国の月刊誌「Professional Builder」で「Top Products 2018」に選定されたと聞いたときは、感無量の一言でした。この喜びがある限り、またあの生みの苦しみに、何度でも挑んでいけるのだろうと思います。
TB225に関する情報
Profile

開発 S.K.
開発部 開発設計課 勤務
2004年新卒入社

自分の長所気が利く
自分の短所口下手
座右の銘至誠一貫
仕事のポリシー何事も合理的に行うこと
休日の過ごし方家族と一緒に過ごす
Schedule
6:00起床
7:00出勤
7:20会社着
8:00朝礼、メール・連絡事項の確認など
9:00社内会議
10:00検図
12:15昼食
13:00新機種の検討・資料作成
19:10退出

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