世界と対等に渡り合える人材の育成を目的に、階層別、職務別、専門別に研修制度を積極的に取り入れられています。主な教育・研修制度として、通信教育制度、英会話研修制度、海外研修制度、昇格時の社外研修、技能資格取得講習、パートナー制度などがあります。
日本ではあまり知られていない「TAKEUCHI」ですが、欧米市場における2tクラスのミニショベルのシェアは、EU第2位、北米第5位を誇っております。あの東西ドイツを隔てていたベルリンの壁を壊すのにも「TAKEUCHI」の機械が使われました。
アメリカ(アトランタ郊外)・イギリス(マンチェスター郊外)・フランス(パリ郊外)には販売子会社が、中国(青島)には販売と生産を行なう工場があります。「TAKEUCHI」の子会社には約200名の現地社員が勤務しており、その中に日本人スタッフは7〜8名おります。
お客さまの要望を取り入れながら、他にない斬新な機械を世に送り出すのを使命とし、日夜研究開発に邁進しております。設計スタッフは、ブロック毎に担当を受け持ち、時には自ら耐久試験に立ち会いながら、納得のいく機械の開発に挑戦し続けております。
2006年、世界に先駆けリチウムイオンバッテリーを搭載した建設機械の発表をいたしました。かけがえのない地球環境を守るため、排気ガスの一切出ない機械です。これからも「TAKEUCHI」は地球にやさしい機械の開発に努めてまいります。
理系の方は、主に建設機械の設計や品質にかかわる仕事があります。文系の方は、経営管理、購買、営業、事務系の仕事があります。基本的には理系文系問わず、「TAKEUCHI」で造っている製品を理解していただくため、1〜2年生産現場を経験してもらいます。配属先は、本人の希望や職種経験などを考慮して決定いたします。
基本的には、「TAKEUCHI」本社のある長野県坂城町または隣の青木村での勤務となります。当社は販売のほとんどが海外ですが、出張ベースでの勤務はありますが、長期滞在による海外勤務はほとんどありません。
企業は「社会の公器」と考えておりますので、積極的に社会への還元や奉仕を行なうべきであると思います。例えば「TAKEUCHI」では献血や近隣地区の清掃活動、また長野で行われたオリンピックやスペシャルオリンピックスへのスタッフ派遣など実施しております。
坂城町は人口2万人に満たない小さな町ですが、なんと約300もの工場がある企業城下町です。あとは、華やかなバラなどの花きやおいしい巨峰やフジなどの果物も特産品です。五木ひろしで有名な千曲川が南北に流れ、高台には天然温泉の「湯さん館」、日本の名刀を展示した「鉄の館」など施設もいろいろありますので、お近くにお寄りの際はたずねて見てください。